防災士資格取得までの道のり【研修講座/救命救急講習受講編】

防災士という資格をご存知ですか。

防災士とは、25年前に起こった阪神淡路大震災がきっかけで生まれた、民間資格のひとつです。

防災について十分な意識と一定の知識・技能を持ち、社会のあらゆるところで防災力を高める活動に携わることが期待されています。


防災士資格を取得するには、

防災士養成研修講座 受講

②救命救急講習 受講

防災士資格取得試験 受験

以上が、必須事項となります。

どのような流れで、各講習/講座を受講したか、記していきます。


【①研修講座と③資格取得試験について】

今年最後の3連休中、防災士資格を取得するための講座(=会場研修)に参加しました。

スケジュールは、下記のとおり。

初日:防災士養成研修講座 受講

2日目:同講座 受講→防災士資格取得試験 受験

どちらも、朝から夕方までの受講だったため、体力が持つか心配でした。特に、初日は、翌日に試験を控えていたこともあり、精神面でもピリピリしていたように思います。

そんな中でも、防災士研修センター 会場スタッフさんの丁寧なご対応のおかげで、事前学習から当日の受講まで、長丁場を乗り切れました。

印象的だったのは、会場到着・検温時に「おはようございまーす」と笑顔で受講者を迎えておられたことと、試験終了後に「試験、おつかれさまでした」と笑顔で言ってもらえたことですね。


なお、会場研修に出席する前に、事前学習に取り組む必要があります。事前学習は、このような方法で行いました。

防災士教本を読みながら、履修確認レポートに取り組む。

防災士試験対策ブックで、問題と模擬試験を解き、曖昧なところ/誤答したところは、防災士教本でチェック→チェックしたところをノートにまとめ、後日、再び問題を解く。

事前学習で、防災士教本の掲載内容をひととおり掴み、弱いところを復習し、会場研修2日目朝に示された試験のポイントを頻繁にチェックしたことで、資格取得試験に一度で合格できました。

事前学習の詳しいようす(どの分野に弱かったか)は、また、どこかでまとめたいなと思います。


【②救命救急講習について】

会場研修への申し込みを決めた時点で、研修講座を地元でいち早く受けられるのは、11月の連休中。

年内に防災士資格の認証登録書を提出したかったので、講座受講までに、近隣で救命救急講習を受けられるところがないか探したところ、たまたま地元で開催されることが判明。

10月下旬に、地元の消防署で救命救急講習を受講。数日後、受講証を郵送で受け取りました。

講習では、心肺蘇生法・AEDの取り扱い方を中心に学びました。もちろん、人形を使った実践訓練もあります。

どの自治体でも、3時間程度の講習だったと思います。自治体によっては、事前にオンラインでWEB講習を受ければ、消防署での受講時間を短縮できるところもあるようです。

一般市民向け 応急手当WEB講習

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救命救急講習→会場研修受講終了後、なにも滞ることがなければ、来月末には、防災士証と防災士認証状が届くはずです。


今年末現在、防災士は、200,000人認証登録されています。もうすぐ、私も、防災士の仲間入りをさせていただきます。


今後は、すでに所持している司書資格も生かしながら、防災にまつわる書籍や公的情報を発信していけたらなと思っています。